今回、私たちも社内ファイルサーバのセキュリティを見直したのですが、アクセス権を確認するのに、いちいちフォルダを右クリックしてプロパティを表示させ、詳細表示画面まで進むのは面倒です。
そこで、各フォルダのアクセス権詳細表示を簡単に行うツールを作成しました。フリーソフトとして公開いたします。
ダウンロード
AclViewer.zip 2012/12/20 Ver.1.1
上記リンクからZIPアーカイブをダウンロードできます。中には単体の実行プログラムAclViewer.exe が入っています。
更新履歴
2012/12/20 ver.1.1
- Unicodeに対応し、多言語のファイル名に対応できるようになりました。
- フォルダツリーをリニューアルしました。
- 表示形式をWindows互換表示に統一しました。
- GUIの誤字を訂正しました。
画面イメージと使い方
起動すると、下記のような画面がでます。
- フォルダを選択すると、選択フォルダのACLを確認できます
- ACLのエントリを選択すると、選択エントリの詳細を確認できます
- 極力Windows互換の表示を行いますが、違いもあります。
- Windowsエクスプローラでは、ユーザ・継承元・適用先を共有する複数のACEがマージされて表示されますが、本ツールでは、ACEを素直に列挙します。
- ビルトイングループをWindowsでは「マシン名\グループ名」の形式で表示しますが、本ツールでは「BUILTIN\グループ名」と
表示します - 本ツールはセキュリティを確認するためのツールで、変更はできません。(だから安全ともいえます)
- 左側のフォルダツリーでフォルダを右クリックして「共有とセキュリティ」を選択すれば、Windows標準のセキュリティ設定画面が出現しますので、
セキュリティ変更はそちらから行ってください。 - アクセス権を確認するために必要な権限のあるユーザでご利用下さい
- 本ソフトウェアは無保証のフリーソフトです。ご自由にお使い下さい。
- ユーザ数・フォルダ数が多い環境や、無効なユーザID/グループIDが残っている環境では、極端に性能が悪化する恐れがあります。f
無償対応は最優先では行えませんが、環境や症状を教えていただければ幸いです。