現在、現場リーダーの皆さんが必ず使っているツール。それはMicrosoft Excelではないでしょうか。それも、数値計算のためでなく、単純に一覧表を作成したいがためにExcelが使われているケースが多いと思います。
表形式なら大量情報を一度に把握しやすい
一覧表という表現形式は、大量の情報を一度に閲覧するためには最適の形態です。たとえば、大量のToDoの処理方法を議論するときは、ToDo一覧のワークシートを印刷して会議資料として配布したり、プロジェクタでスクリーンに映し出したりすることでしょう。一覧表なしでは全体像の把握は困難です。
Excelを使えば、大量情報を一度に更新しやすい
表データの印刷・編集ツールとして、現時点で最も高機能で、誰もが使い慣れているものは？というと、答えは「Excel」しかありません。Excelで一覧を編集していて便利なのは、複数行にまたがるデータの更新が非常に速いことです。
たとえば、プロジェクトスケジュールを作成していて、複数のタスクに同じ〆切日を設定する場合や、複数のToDoに同じ担当者を割当てる場合に、Excelであれば、コピー＆ペーストによって一気に複数のセルに同じ値を貼り付けることが可能です。
グループウェアとExcelとの連携強化は理想的組合せ
グループウェアは、多数のデータを多人数で共有し、協調して編集する環境を提供します。これはExcelワークシートを共有フォルダに置くだけでは実現できないことです。しかし、グループウェアの導入よりExcelワークシートの方が現場管理者に好まれる理由は、情報の更新が多い時にExcelの方が楽だからです。
現存するグループウェア製品のほとんどで、一覧画面は閲覧専用であって、更新に使えません。この点には大いに改善の余地があるといえます。一覧表をExcelで編集し、その編集結果をそのまま読み込んで複数件のデータを一括更新できるしくみを持ったグループウェアが欲しい。そんな声に応えるために、私たちは製品を開発してきたのです。
