PL/SQL Developerは、PL/SQLプロシージャ作成用のエディタを備えており、快適に編集・コンパイルが行えます。
ストアドプロシージャの作成
メニューから"File/New/Program Window/Procedure" を選択するか、新規作成ボタン"/Program Window/Procedure" を選択するかすると、プログラムウィンドウが開き、ストアドプロシージャ作成画面が開きます。
まずはストアドプロシージャ名と、パラメータ定義の入力が求められるので、たとえばプロシージャ名:TestProc、パラメータ "TestIn in string, TestOut out date" としてOKを押してみます。以下のようにプロシージャ作成画面が開きます。
create or replace procedure TestProc(TestIn in string, TestOut out date) is beginend TestProc;
プロシージャの中身をコーディングしてみましょう。たとえばこんな風に
create or replace procedure TestProc(TestIn in string, TestOut out date) is begin if TestIn = 'now'then TestOut := sysdate; else if TestIn = 'today'then TestOut := trunc(sysdate); else TestOut := '1900-01-01'; end if; end if; end TestProc;
コーディングが完了したプロシージャのコンパイルは、”Execute"ボタンまたは「F8」キーを押すだけです。コンパイルエラーが発生すればエラー個所が強調表示され、エラーメッセージ(PLS-**)がProgramウィンドウ下部に表示されます。
パッケージプロシージャの作成
PL/SQLパッケージの作成も同様に行えます。メニューから"File/New/Program Window/Procedure" を選択するか、新規作成ボタン"/Program Window/Package" を選択するかすると、パッケージ名とコメントの問合せダイアログとなり、パッケージ名を入力してOKを押すとプログラムウィンドウのパッケージ編集画面となります。
以下のような画面ですが、パッケージ宣言部と、パッケージ実装部がそれぞれタブシートに別れて表示されています。宣言部と実装部両方にプロシージャを記述する必要があります。
たとえば以下の例のようにパッケージプロシージャを作成することができます。やはりコンパイルはF8か実行ボタンです。
PL/SQLプログラムの保存
Programウィンドウで編集したプログラムは、メニューの"File/Save", "File/Save As" , "File/Save All" によってファイルに保存されます。保存するファイルの拡張子は環境設定("Tool/Preferences/File Extentions")で変更できますが、いずれもテキストファイルで、かつ、SQL*PLUSにそのまま入力として与えられる形式になっています。